『私が大好きなTRIGLAVがスマホ版になっていた話』

どうも、ななつ うみです。
風邪をひいて二日ほど寝倒している間、急にふと『そういえば初めて買ったPCで遊んだあのゲーム、スマホアプリで出てたりしないのかなぁ』と思いまして。
どうせ出てないだろうと思いつつ調べたらあったんですよ!!びっくり!!そしてうれしい!!

というわけで今回はそのゲーム『TRIGLAV(トリグラフ)』をご紹介しようと思います!

TRIGLAVってどんなゲーム?

TRIGLAV(トリグラフ)は個人でゲーム開発をしているSmokyMonkeysさんが製作したブラウザゲームです。
私が初めて買ってもらったPCでなんとか動かせたゲームだった記憶があるので、多分もう15年近く前にはあったかと思います。(開発者さんのブログに2019年6月12日でオリジナル版公開から17年がたった旨記載がありました・・・すごい!)

知ってる人は知ってるんじゃないかな。

プレイヤーはダガーマスター、ソードマスター、アックスマスターの3クラスから1つを選び、進んだ先にある塔の頂上を目指します。各階には様々なボスがいて、倒すと次の階へつながる扉の鍵をゲットすることができます。

↓スタート画面

↓キャラクター選択画面

↓ダガーマスター。私はずっとこのキャラでプレイしてます。二刀流スキー。

↓アックスマスター。両手斧とマントを装備できる。確か。

↓ソードマスター。片手剣と盾を装備できる。

装備は基本的に敵からドロップするものを付け替えていくハクスラタイプになっています。尖った性能の武器や防具、指輪なんかがドロップするのでそれもまた面白いです。宝箱を開けてあーでもないこーでもない・・・と悩んでる間にゴブリンに斬りかかられて死なないように気を付けてくださいネ。

スマホ版では画面タップで任意の位置に移動、右端のカミナリマークでスペシャルアタックという各クラス固有の必殺技、回復は立ち止まることで自動回復しますし、ポーションもあります。

パペットと呼ばれる様々な特殊効果を発揮する身代わりアイテムを持つことで死んだ場合復活することができますが、パペットがない状態で死ぬとキャラクターロストとなり1階からやり直しになるので注意が必要です。最低でも1個は持ってないと危険。

画面左のハートが大きくなってる間自動回復。右の雷マークをタップで特殊攻撃。アイテム欄は下の12スロット。アイテム欄の下3つはパペットとよばれる身代わりアイテムです。

結構死に覚えゲーかもしれません。各ダンジョン内がどんなギミックだったか覚えてくればわりとさくさく上層階までいけるようになりますが、油断は大敵です。難敵にはヒット&アウェイ戦法。こまめに立ち止まって回復しましょう。立ち止まってる間に死ぬこともあるけど(おい)。

詳しくはスマホ版の攻略サイトがあったので貼っておきます。懐かしいなぁ。あの頃の攻略サイトを作っていた方と同じなのかどうなのかわかりませんけど、なんかサイトを見てるだけでも懐かしさにほっこりします。

トリ説~TRIGLAVの説明書~』さん。

かつての攻略サイトでは新たなレア装備が発見されるたびにワクワクしていたものでした。それから新たなダンジョンや階層を見つけた情報が出てきたのもドキドキしながら見てました。「私もいつかこのダンジョンに行ってみたい・・・!」と思ってたあの頃。ピュアだったわ~。ネトゲに出会う前の私。

 

TRIGLAVのここが好き!

続いて私が個人的にこのゲームの好きなところをご紹介。いやもうほんとに好き。これと刀剣乱舞がスマホに入ってれば余裕でロストアークとブループロトコルまでもたせられる。風邪ひいてんのにスマホにダウンロードした初日で30階までいったくらい好き(攻略法しってるからだけど)。

好きなところ① ヨーロッパのようなアジアのような?独特な雰囲気

とにかく世界観というかキャラクターやゲームのデザインが独特だなと思います。建物やキャラクターの服装なんかもよくあるヨーロッパ風ファンタジーとは違う。注意書きの字は中国っぽいし、ぶら下がってるランタンも中国っぽい。洋と中を足して2で割ったような独特の世界観が個人的にツボにはまりました。

↓塔の安全スポットみたいな場所。建物の雰囲気がイスラムっぽいのかアラビアっていうかなんていうかうーん・・・とにかく好き。

↓1階にある塔の全体模型

↓字は中国っぽいというか漢字だったりする

当時プレイしたときも「こういう世界観があったとは!!」という衝撃がありました。今もなんて形容したらいいのか迷います。なんだろなー。ヨーロッパとアジア文化の国境線に立ってるみたいなかんじなんですよねえ。

ゲームのタイトルになっている『TRIGLAV』というのはスラヴ神話の神からとっているのかな?と思います。詳しくはこちらのwikiを参照のこと。

スラヴ系で調べたところ、東スラヴ人はウクライナ人、ベラルーシ人、ロシア人、西スラヴ人はスロバキア人、チェコ人、ポーランド人、南スラヴ人はクロアチア人、セルビア人、ブルガリア人などに分けられるんだそうですよ。ウィキペディア先生にきいてみた。やっぱりそういうロシアからヨーロッパのあっちらへんの雰囲気なんでしょうね(適当)。

『ストリボーグの剣』とか言うようにロシアっぽい武器名だとか、キャラクターの雰囲気が日本人にはあんまりなじみがなくて新鮮に感じるのかなと思います。

↓いまつけてる手袋なんか『チェルノボグ』ですからね。めっちゃロシア。

とにかく異国情緒があってすきです。ほかにこんな雰囲気をもったゲームを見たことがないので、ものすごい個性をもったゲームだなと思っています。ボスのデザインも愛嬌のあるものから不気味なものまでさまざまなので、それもまた楽しい。本当に雰囲気のあるゲームデザインになってます。

狭いダンジョンの階層を頑張って進んでいくと広い休憩地が現れるんですけど、そこに出た時の衝撃もまたすごかった。どんどんすごくなっていくので進んでいく楽しみがある。

 

好きなところ② 洗練されたUIデザインとシステムの分かりやすさ

ゲームの描きこみもすごいですけど、基本はタップして移動、敵タップで攻撃、カミナリマークで特殊攻撃っていう単純明快なシステムになっていてとっつきやすいです。

スマホのソシャゲが苦手な私にとって、まず基本画面がごちゃごちゃしてないっていうのはやり続けるかどうかの判断基準になっています。

やれ『運営からのお知らせ』だの『ログインプレゼントがあります!』たの『なんとかのイベントガチャ配信中!』だのあの小さいスマホ画面の中にこれでもかと情報を詰め込んでくる感じのゲームってよくありますけど、その時点で「はいさよなら~」ってなもんですよ。ごちゃごちゃしててやる気なくす。

・・・と考えると刀剣乱舞を続けてられるのも初期画面がすっきりしてるからかもしれないな。

その点こちらのゲームは必要以上に情報を詰め込まないっていうか、スッキリしてていい。ゲーム内のヒントさえ必要以上に出さないですしね。ゲームの世界観を壊さないのが素敵。

戦闘が単調かと思われるかもしれませんが、ドロップする装備のステータスを見比べてうんうんうなったりするのでなかなか奥深いです。レア武器だと特殊攻撃が備わってるのもあったりしますし。

↓某所のボスからドロップしたダガー。ナイフを飛ばす特殊攻撃付きだった。

↓もう一個のダガーはこんな感じ。ステータスも単純な数値ばっかりじゃなく、画像のように『討伐数に依存』だとか『経験値に依存』だとかがあるので、敵の討伐数や経験値があがったころに使えば結構すごい威力を出す場合もあるかも。

持てるアイテム数が決まっている中でいいドロップが沢山あったときなんかすごい悩みます。どれを捨てるのか持っていくのか、近くに商人がいればお金に・・・と言ってる間に死ぬこともあるのでほんと注意してください。

 

好きなところ③ 上層階だけじゃない!地下から隠し部屋まで探索色々!

はい。単純に上を目指すばっかりじゃないです。地下もあります。地下やらどっかからワープした先の謎の土地やらもう探索する場所はたくさんあります。

NPCの欲しがってるアイテムも探さないといけないし、おさるにバナナもあげないといけないし、賞金首の耳もとってこないといけないし、やることはいっぱいあります。

せっかくバナナ拾ったのに鍵を拾うアイテム欄の空きがなくて泣く泣くバナナ食べたこともある。

上に行くほど敵も強くなるので、装備を見直すために地下にいってみたり。レアアイテムを求めていろんなところを探索したりもできるし。ギミックをNPCから買ってきて取り付けることで行けるようになる場所もあるし。隠された謎と遊び方はいろいろです。

私結局最上階までいけてない気がするなぁ・・・。敵が結構つよいしギミックの解き方がわからなかったりして。

そんなわけでやりつくせないくらいの探索要素があります。

しかしこれを基本2人で開発されてたのを考えるとほんとすごいですよね。

その後本格的なPCゲームも制作されていて、そっちも触ってたんですけどゲーム用のPCを処分してから触れずにいました。そっちもこの世界観をもとによりリアルに遊べるようにしたすんごいゲームなので、またやろうかなと思います。

 

とにかくも、TRIGLAVおすすめです。スマホで気軽に遊べるようになって嬉しい。気になった方はぜひプレイしてみてください!!

 

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